愛読書にロバート・シルヴァーバーグ著「地上から消えた動物」があります。ニホンカワウソ絶滅のニュースを聞き、また読み返してみました。初めて読んだときには書かれている動物を文章から想像するしかありませんでしたが、最近は写真で残っているものはネット等で簡単に見ることが出来ます。画像はシマウマの一種クワッガとリョコウバト。絶滅の原因はいろいろあるようですが、肉が美味しかったというのが一番多いようです。それに絶滅に追いやった犯人は西洋人がほとんどです。かなしいのはオオウミガラスなど乱獲によって希少になり、展示物として所蔵したい世界中の博物館によって固体の奪い合いになり絶滅を加速させたという事実です。
