das Schulbuch (教科書)

 海の日に品川の海洋大学へ行きました。いろいろなイベントが行われていて結構楽しめました。そのなかでうれしかったのが捕鯨用の銛でした。中学一年の教科書に載っていた「平頭もりの話」にいたく感心した思い出があり、思いがけず実物を見ることが出来て当時の記憶がよみがえりました。この他中学三年間の国語の教科書に載っていた教材で、今でも時々思い出す文章があります。コンチキ号漂流記、少年の日の思い出、パール・バック、屋根の上のサワン、モゴール族探検記などその後同じ作家の本を購入して読んだものもありました。教科書で習ったのでヘルマン・ヘッセなどドイツ人より日本人のほうが知っているかもしれません。ノーベル賞作家なのにヘッセやトーマス・マンなど自国ドイツの労働者(ヴァイオリン職人など?)には忘れ去られている存在なのでしょうか?