der Steg(駒)

 駒は自作しています。日本国内で質の良い駒の材料を手に入れることはかなり難しいことですが、30年ほど前に購入した5〜6本の原木の中に奇跡的に一本だけ素晴らしい材料がありました。現在はこれを製材してつかっています。その他は駒材用ということで木目も無いので、残念ですがもっぱら弓のクサビ等になっています。駒は立てる楽器の状態によってサイズを変えなければならないので、既製の場合かなりの種類をそろえる必要がありますが、自作の場合は自由に調整できるのでかなりのメリットがあります。