das Zero-Kampfflugzeug(ゼロ戦)

 実家の納戸で小学校一年生の時に手に入れた雑誌の特別付録、空戦の王者ゼロ戦零戦)を見つけました。たしか良く通っていた銭湯すず乃湯の前に出ていた屋台で兄と代金を折半して買ったと記憶しています。内容は、設計者の堀越二郎撃墜王坂井三郎の話に始まって機体の図解、設計図等、またゼロ戦の後継機、烈風も紹介されていて200機完成していたら日本は勝っていたと記述されています。四式中戦車とか旧日本軍にはこのような負け惜しみのような兵器が多いですな。後半は漫画の戦記ものとなっていました。何度も読んだはずなのにほとんど内容は忘れていました。唯一松本あきら作のゼロパイロットは印象が強かったのか絵やあらすじなどほとんど覚えていました。松本あきらは、松本零士と同一人物だそうです。彼の父親は、陸軍航空隊で四式戦疾風(私の最も好きな日本機です。)に搭乗していたそうで、戦後自衛隊の入隊するかつての同僚が多い中、彼は「敵の飛行機には乗れない!」と言って入らなかったそうです。私の父親も陸軍航空隊出身なので、絶対!航空自衛隊に入りたかったはずです。なぜ入隊しなかったのか聞いてみたかったですね。意外に当時の自衛隊の航空機は、アメリカの中古で頻繁に墜落していたからかもしれません。父親は一度不時着を経験していて、その時の恐怖を聞いたことがありました。[