Volkswagen(フォルクスワーゲン)

 工房の前に珍しい車、VWヴァリアントtype3が止まっていました。私が小学生の頃は、この車とかカルマンギアなどたまに見かけることはありましたが、最近は見たことがありませんでした。ドイツに住んでいた頃でも全く走っておらず、頻繁に中古車屋めぐり(ミュンヘンインゴルシュタット、ランドスート等)をしていましたが見た記憶がありません。この車は、右ハンドルで、新車で輸入された固体なのか、中古で輸入された物なのか不明ですが、ヨーロッパから中古で輸入された古い車は注意が必要です。当時一緒に働いていたアンドレアスは、1976年製のアウディ100C1に乗っていてアウディファンの彼は、私になんとか古いアウディを買わせ、自分で修理する野心を持っていたようで、彼の出身地ベルリンで車を買うことすすめました。理由は、冬ドイツでは路面の凍結を防ぐため融雪塩を撒いていて、古い車はボディーが錆びて腐食が激しく状態の良いものが少ないのですが、ベルリンは、融雪塩を撒くことが禁止されていて状態の良い中古車が多いということからです。現在は、融雪塩の代わりに砂利を撒く様になり、車のボディーも錫メッキされていたりして錆の問題は、無くなったようですが・・・