OPEL

 休日でしたが、用足しに渋谷に行った帰りに工房に寄ってみました。駅を降りて懐かしい車を発見しました。OPELのKadettC(クーペ)です。日本では、ISUZUのGeminiとして発売していました。私は、初期モデルのヘッドライトが丸目タイプが好きでしたが、これは角目タイプだした。ドイツには、優れた自動車メーカーがありますが、会社によって購入者のカラーが違います。ダイムラーは、お金持ちか農業従事者。BMWは、自由業の小金持ち。アウディは、公務員、教師。VW,OPELは、労働者、学生、とうい感じです(当然例外もたくさんあります)。中でもOPELは、値段の割りに性能が良いので労働者に人気のメーカーです。そのOPELの車種のなかでも異彩を放っているのがMantaという車です。この車を乗っている人々をMantafahrer(マンタファーラー、マンタに乗っている人)といって特別の人種として区別されています。彼らには銀のネックレスをしている、恋人が美容師、頭が悪い等の特徴があり、Mantafahrerを揶揄した笑い話があります。(ビオラヴィッツと同じような!)たとえば、マンタファーラーが、友人のマンタファーラーに言いました。俺このあいだDuden(ドイツの辞書)買ったんだ!友人は、言いました。じゃあもう取り付けたのかい?(マンタに!)このように彼らの無知を馬鹿にした笑い話がたくさんあります。(彼らが、自嘲的に言う場合もあります)オペルのマンタと同じようなカテゴリーにフォード カプリがあります。この車は、Maler Porche(マーラー ポルシェ)ペンキ屋のポルシェと呼ばれていました。またVW Golf GTiは、Mantaのライバルとして位置づけられています。