フィルムカメラ(Fotoapparat)

 趣味のカメラ、仕事柄なのか古くてシャッターを押すまでに相撲の仕切りのように時間がかかる物が好きです。それも金属製で重く、プラスチック部品の少ない物に限ります。楽器と同じように外国製で古い物は高価なので、わたしのようなarmer(貧しい) Geigenbauerにはとても買えません。ミノルチナPは、45年前にミノルタから発売されたカメラで露出計にセレン光電池を使っています。セレンは、光に反応して発電するので電池は必要ありません。しかし経年変化により劣化して使えなくなるので交換が必要となります。既に製造中止になって久しく入手が困難な状態です。他のカメラから移植するか、デッドストックを探すしかありません。太陽電池でも代用できますが、そこがこだわりどころです。オリジナルでなければなりません。かなり時間がかかりましたが、新しいセレンをネットで探し交換しました。安いカメラですが、非常によく撮れますし満足しています。でも夢は、自分と同い年のライカを手に入れること!






















ミノルチナP、左側の窓にセレンが固定されています。デッドストックのセレン光電池
























セレン使用の単体露出計